ホームのサービスは、入居して実際に受けてみなければ質の良否が見極めにくいものですが、法令で具体的に定められたものはありません。近年は有料老人ホームを始め、サービス付き高齢者向け住宅など、高齢期の住まいが多様化し、ホームにおけるサービスの質の向上が課題となっています。
そうしたサービスの質を図る指標として、利用者でも事業者でもない第三者(評価機関)が事業所と契約を締結し「サービス第三者評価」を行う制度があります。当協会でも有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅のサービスの質や内容を図る一つの指標として、経営姿勢、運営方針、建物・設備のハード面、生活や食事のソフト面、さらにケアマネジメントやケアサービスの内容などを108項目に分けて評価基準を策定しています。本協会のサービス第三者評価は、実際に評価者が現地を訪問して様々な角度からホームの状況を捉え客観的に判断する、「質そのものの評価」となります。
受審結果は、各項目A~Cの三段階で評価し、希望ホームについては公表していますが、各ホームが提供するサービス内容や費用は多岐にわたるため、必ずしもすべてが「A」評価になるとは限りません。
消費者の皆様には、「受審ホームは、本協会会員ホームの中でも、特に質の向上、入居者の満足度向上に向けて努力し続けているホーム」という視点でホーム選びの判断材料の一つとしていただければ幸いです。
当サイトでは、当協会の「サービス第三者評価」を受審したホームの情報ページには、下記のバナーアイコンが表示されています。